Big Animal Theory『However Well Known, Always Anonymous』

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正体不明のUK在住ビートプロデューサー、Big Animal Theory(ビッグ・アニマル・セオリー)が、ゲストにralph(ラルフ)、Lord Apex(ロードアペックス)、Skuff(スカッフ)、two:eighteenを迎えたアルバム『However Well Known, Always Anonymous』をリリース。

この『However Well Known, Always Anonymous』とは英南部のブライトンの郊外に描かれたグラフィティから引用されたもので、彼のシグネイチャー的な音像に裏付られて確立されたアイデンティティとは裏腹に、匿名であろうとするアーティストとしての姿勢が反映されている。

本作も前作の『Slow Dying』と同様に、シンセサイザーやサンプルから環境音まで様々な音で構成されるが、これまで以上に内省的かつ鬱屈したサウンドへと進化している。しかし同時にキャッチーさも兼ね備えており、アブストラクトで没入感がありながらも、身体性のある音楽となっている。

また、イギリスからLord ApexとSkuff、アメリカからtwo:eighteen、そして日本からはralphがそれぞれゲストとして参加している。

■Big Animal Theory(ビッグ・アニマル・セオリー)

UK在住の匿名ビートプロデューサー。Big Animal Theoryのシグネイチャーサウンドである、独特で色鮮やかなでありながらも内省的な楽曲は、〈HyperDub(ハイパーダブ)〉、〈Warp Records(ワープ・レコーズ)〉、〈LuckyMe(ラッキーミー)〉、〈WEDIDIT〉、そして〈Brainfeeder(ブレインフィーダー)〉などのビートミュージックやダンスミュージックの文脈に沿って生み出される。

昨今は、Fendi(フェンディ)やArmani(アルマーニ)などのファッションブランドのWeb広告に楽曲を提供しながら、Big Animal Theoryとしての作品作りに取り組んでいる。また、Lord Apex、Skuff、そしてTommi Crane(トミークレイン)などのラッパーとの共同製作や、シューゲイザーバンドである揺らぎを始め、いくつかのアーティストのリミックスも行っている。

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