映像監督・坂本麻人(Asato Sakamoto)のプロダクション〈The Light Source(ザ ライトソース)〉より、祈りの土地・遠野を舞台とする短編ドキュメンタリー『DIALOGUE WITH ANIMA(ダイアログ ウィズ アニマ)』のサウンドトラックアルバムがリリースされた。
妖怪伝承で知られる岩手県・遠野市を舞台に、日本土着の死生観について訪ね歩いた短編ドキュメンタリー作品『DIALOGUE WITH ANIMA』民俗学者・柳田國男(やなぎた くにお)の著した『遠野物語』で知られる岩手県遠野市で撮影された短編ドキュメンタリー映像作品。古くから河童や座敷童子などの妖怪伝承が残るこの地域には、「死者の魂はすぐそばにいる」といった土着の死生観がいまも強く根付いている。遠野市博物館の学芸員や遠野八幡宮の宮司、郷土史家、遠野で活動するプロデューサーなど、地域文化に深く関わる5名にインタビューを行った。そこで見えてきたのは、動物と人の間を行き交う「しし踊り」、魂の存在、死者の供養、厳しい自然環境のなかで祈り続けた土地の姿――。
このサウンドトラックに、5名のアーティストが参加した。北海道を拠点に国内外で活動する音楽プロデューサーのKuniyuki Takahashi(クニユキ・タカハシ)、ビートメイカーのDaisuke Tanabe(ダイスケ・タナベ)、また元OOIOO(オー・オー・アイ・オー・オー)のパーカッショニストであり、現在は鳥取の森のなかで音の実験に取り組む音楽家 OLAibi(オライビ)や、kafuka(カフカ)、Saskia(サスキア)がそれぞれ新作を提供。またマスタリングエンジニアは、サウンドクリエイターのYosi Horikawa(ヨシ・ホリカワ)が担当した。
遠野物語 111周年となる昨日、遠野を舞台にしたドキュメンタリーの予告編も公開!本編は、8月に岩手県遠野市にて上映会を計画してます!https://t.co/85Fr7cgzBC
— Asato Sakamoto (@ASTinstruments) June 15, 2021
短編ドキュメンタリー DIALOGUE WITH ANIMAに参加して頂いた豪華アーティストによるサウンドトラックもデジタルリリース開始しました!https://t.co/aVZTQSccwx
— Asato Sakamoto (@ASTinstruments) June 15, 2021
The Light Source『DIALOGUE WITH ANIMA SOUNDTRACK』収録曲
01. 「Sign of Anima」 by Kuniyuki Takahashi
02. 「Gurdian of the Ghosts」 by Kuniyuki Takahashi
03. 「Earthly Hospice」 by kafuka
04. 「Drawing for my dear」 by Saskia
05. 「Deer Dance」 by DAISUKE TANABE
06. 「Dialogue with Anima」 by DAISUKE TANABE
07. 「Night and light」 by OLAibi
The Light Source | 公式サイト
The Light Source | YouTube
Asato Sakamoto | Twitter
Asato Sakamoto | Facebook